株たろうが、有力筋に突撃取材!時には仕手筋にも果敢にアポイント! 金融経済のスペシャリスト松本弘樹氏に監修していただけることに。 大手新聞社の経済記者も参考にする王道路線の石見銀山氏も参画!

2009年10月

当面の投資戦略

株式市場は手掛り難から日々ボラティリィティは極度に小さく全体として打つ手ナシの感。
こうしたムードも平均株価は上昇の転換をうかがって、25日線を死守している。「相場は常に懐疑のカベを登る」裏を返せない懸念が多い分上値を残している。
誰も納得し始めてからの投資は一周遅れのランナー。
巷の業績コンセンサスは、東証一部の経常利益は09年度マイナス12.3%、10年はプラス58.6%。この業績予想になぞらえると今年度末1万4900 円になるのだが、この予想に対して多くは懐疑的であろうが今は平均株価が今年の3月7000円から半年も上昇し日本株は調整局面と見たい。よって押さば買 い。

そこでここはテーマ株に絞り込む。とりわけエコ関連(GS8ユアサ-新神戸-明電舎)東芝をコアにハイテク-商社-インフルエンザ関連(ダイワボウ-シキ ボウ-バイリン)等々に注目したい。とりわけ市場ムード好転の旗手としてスタート性のあるGSユアサの売買エネルギーを直視したい。

今週の平均株価テクニカル
9900円~10400円
上値は一目均衡表の雲の上限10400円。
下値は基準線の10097円と雲下限9908円。

石見銀山

不確実性こそチャンス

株式は合理的には動かない魔物で、不確実をひそませてただよう海流。この不確実性を増殖させているのが株式のプロ達。彼らはインデックス(市場平均)を競うそのため、株価が上がり始めると買い、下がり始めると売る。

過ってITバブルの時ソフトバンク-光通信がカイがカイで天井知らずの市場を見た。この間会社の業務内容-業績を重視して買うから上がるの群集心理が支配 した。他株価が下落し始めると一斉に売り始め、下値はとどまる処を知らない。プロと称される人達が益々市場の非合理性を増殖させる。

こう見るとこれまでの株式投資理論は、もはや通じなくなっていることに気が付く。そこでこの不確実性に向かうにはどうしたらよいのか。今度株式市場は大勢 上昇であっても何回とも繰り返される暴落に今後有望と思われる株がドカンと落ちた所で買えばよい。そのやり方で10回勝負して見ると1勝9敗かも知れない が、しかし当たれば大きなリターン、一見大損しそうに見えるが実はこの投資方こそ利益を手にする最もな近道。そうなるとまずもって期待収益率が高い株を選 び加えて不確実が高い、つまりリスクが高く値動きのブレ幅が大きい程、より大きなリターンが狙え、これまでのリスクを極力おさえてと云った投資方法ではこ の世界では勝てないことが現実味をおびて来ている。よって高い成長率が見込みのある不確実こそ、投資チャンスがあるとの発想が求められる。如様な背景に あって今後成長が見込める国々に高い付加価値のあるものを供給する銘柄を選んで投資をしたい。

更に目がテン。今後は具体的投資先として期待収益率の高い中国を軸にして、インド-ブラジルの市場を考えたい。市場は若くボラテリティが大きく、その分予 想と違ったことが起きる。不確実性も高くチャンス。手始めに日本でも買える主な新興国のETFを狙いたい。これなら情報量の乏しい個別銘柄ではなくイン デックス投資で十分な利益を狙える。コストも安くいつでも換金出来る。

石見銀山

平均株価テクニカル

平均株価は足元の反発で前週の下落時に空けた窓を埋めるまでの水準を回復した。オシレーターの上昇にはなお余裕があり、もう一段の上昇も期待されよう。

只、一万円超は滞留日数の長かった水準でもあり、25日線75日線のデットクロスも近づいており、上値では戻り売りも出る水準。

当面のレンジは9600円~10200円。上値は目先25日線の10100がポイントだが9月28日の下落時に空けた窓10151円~10228円を埋められるかが焦点。下値は先週反発時にやや抵抗した9800円台や、10月16日安値9628円がポイントになりそうだ。

石見銀山

ここでの株式戦略

過剰流動性を背景に9月の主要市場は堅調に推移した中にあって、日本株は独歩安。そのよって来るものは世界的な金融-証券の国際化進展を阻害する、日本国有の政策リスクが意識され動揺が走った。
そんな市場も騰落レシオ70%弱となり、これ以上売り込めない水準に来ており、押し目買いが入り易いが、26週移動平均線(過去半年間)9775円を下 回って調整局面入りの様相を強くしている、然らばどの辺りまでの調整をするのか、およそ目安箱として3月10日の年初来安値から8月26日の高値の三分の 一押し、9448円(ざっと9500円)を下限確認と見たい。

ここでの日本株投資スタンス。押し目狙いの吹き値売りに徹しつつ出動のタイミングを探りたい。これから始まる米国7-9月期決算発表や国内中間決算期が焦 点。半導体関連-LED関連-電子部品関連等の銘柄は上方修正期待が強く、決算発表内容を吟味してじっくり引き付けて拾うスタンスが効を奏する。

石見銀山

下期相場の見通し

09年度下期相場がスタート。9月28日は平均株価が一時一万円大台を割り込み、波乱の幕開けとなったが、世界の市場にあって日本株はもっとも出遅れてお り、円高ドル安是正の動きもいづれ強まってくる。来期の企業業績の回復をポジティブ捕え、反騰相場への期待も高まりそうだ。
この処の弱含み相場から一部には9000円前後、場合によっては金融株の下げから8000円台前半の調整もの声があるが、若しそこまであれば断固カイ出動 のチャンスと見る。いづれにしても平均株価は年末まで1万1500円、来年3月末までには一万2000円台以上の回復もありと読んでいる。

相場のテーマは従来の次世代エコ自動車-原発-太陽光電の再生可能エネルギーに環境関連産業が一段と物色されよう。日本の技術が海外で大きく評価されてい る鉄道車両関連や地上デジタル放送関連-半導体関連-液晶関連等が市場の人気を集めよう。更に個人投資家好みの低位材料株が市場の華として舞い上がる筋合 にある。

「注」
6月12日1万135円から7月13日の9050円までの下落幅1085円。
8月の高値1万639円から1085円を差し引くと9554円となる。


石見銀山


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